2023.8.3
「八朔」-秋の豊作を願う-
梅雨も明け、日の照る日が続いています。
暑さは続きますが、夏の青い空は何にも代えがたい清々しさがありますね。
さて、夏が過ぎれば、秋がやってきます。
秋と言えば読書の秋、実りの秋など、どこかわくわくするような情景が思い浮かびますね。
紅葉や行事、また過ごしやすい気
2023.7.1
七夕に降る雨
古くから親しまれてきた日本の風習「七夕」
桃の節句や端午の節句と同じ五節句のひとつでもある七夕は、
古い日本の文化と、大陸から伝わった中国の文化が溶け合って生まれたものだと言われています。
2023.6.1
「夏の土用」で残り半年も
今年が始まり、早くも半年が過ぎようとしています。年始同様、気が引き締まる思いの方も多いのではないでしょうか。
六月には「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という半年に一度の大祓がございます。
大晦日に行われる「年越しの大祓」同様、古い歴史を持つ行事です。
2023.5.1
八十八夜‐日本茶の歴史‐
春と夏の変わり目で、気候が暖かく穏やかに切り替わる頃、
新生活にも少しずつ慣れてくる頃でもあるのではないでしょうか。
暖かくなるにつれ人の輪も広がるように木々も色づき、作物も実ります。
この時期は新芽の時期、日本各地ではお茶の新芽が収穫を迎えます。
こ
2023.4.1
春を祝う – 桜と神の繋がり – コノハナサクヤ姫
やわらかな春風に心華やぐ季節となりました。
ご入園・ご入学・ご入社を迎える皆さま、心よりお祝い申し上げます。
新生活への切り替えは「新しい自分」を発見できるチャンスでもありますね。
私たちが実りある日々を祈るように、昔からこの時期は神さまのご加護のもと、
無事に実
2023.3.1
「春分の日」-ご先祖への感謝-
3月に入り、卒園や卒業を迎え、別れもあり少し寂しさを感じる頃、
それと同時に花咲く季節がすぐそこに迫り、新しくスタートする生活が楽しみでもありますね。
ご卒園・ご卒業をお迎えする皆さま、心よりお祝い申し上げます。
2023.1.26
無病息災を祈る「節分」
節分は季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをいい、年に4回あります。
旧暦では春から新しい年が始まり、立春の前日の節分(2月3日頃)は、大晦日に相当する大事な日でした。
そこで、立春の前日の節分が重要視され、節分といえば2月3日と言われるようになりました。
昔は、
2023.1.4
人日の節句(じんじつのせっく)、七草の節句
師走の慌ただしさとお正月のにぎわいも過ぎ、普段の生活に戻ろうとしているこの頃、
新たな年が始まる1月は早春の恵みにも感謝する月でもあります。
お正月が過ぎ、丁度ひと段落したころ、
皆さまもご存知のとおり、1月7日には「七草粥」をいただく風習が古くからあります。
1月7日は七草粥を食べ
2022.12.2
歳神様(としがみさま)を迎える準備
澄み渡る夜空に瞬く星がいっそう美しい季節となりました。
いよいよ年の瀬も押し迫ってきましたね。皆さまお正月のご準備は順調でしょうか?
お正月は、祖先とともに新しい年を迎える時であり全てのものが新しく始まる節目となります。そのため、年末には歳神様を迎える準備をしましょう。
2022.11.1
新嘗祭-五穀豊穣に感謝-
新嘗祭(にいなめさい)とは、毎年11月23日に宮中でおこなわれる秋の収穫を祝うお祭りです。
現在では”勤労感謝の日”と呼ばれ、農作を含むすべての仕事に感謝を捧げる日でもあります。
2022.9.30
「神さまの月」神無月・神在月
0月と言えば、別名「神無月(かんなづき)」。
日本各地から ”神さまが留守になる月”と言われています。
一般では、10月に日本全国の神さまが出雲大社に集まり、「神議(かみはか)り」と呼ばれる会議を開き、色々なことをお話しするという言い伝えが、平安時代には生まれていたそうです。
その
2022.9.2
重陽の節句と中秋の名月
爽やかな秋風を感じられるようになり、過ごしやすい気温になりつつあるこの頃、次第に木々も鮮やかに色づき紅葉が始まります。神社巡りもより楽しめますね。
日本人が大切にしている9月の節句行事である「重陽の節句(ちょうようのせっく)」。
そして、“月を眺めて、お団子を食べる。” 現代の日本ではそういった