神棚の里コラム
2023.3.1

「春分の日」-ご先祖への感謝-

春分の日 桃の花

3月に入り、卒園や卒業を迎え、別れもあり少し寂しさを感じる頃、

それと同時に花咲く季節がすぐそこに迫り、新しくスタートする生活が楽しみでもありますね。

 

ご卒園・ご卒業をお迎えする皆さま、心よりお祝い申し上げます。

春分の日

春分の日と言えば、国民の祝日の一つです。
二十四節気において一年のはじまりの季節で、皇室の行事「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」という祭日が名前の由来であるといわれています。

春分日は昼と夜の長さが全く同じになり、この日を境に昼がだんだん長くなり、夜が短くなる、季節の節目となる日です。
長い冬が終わりを告げ春の訪れが感じられるこの日を、昔から人々は自然に感謝し春を祝福する日として祝っていたのです。

ご先祖様の供養

春分の日 先祖の供養 仏花

この時期にご先祖様と現世の交流がしやすいと考えられてきたことから、

春分の日には、ご先祖様への感謝の気持ちを込め、お墓参りや仏壇・祖霊舎の掃除、お墓参り、お供えなどの供養を行い、

それにあわせて自分自身の日頃の行いを振り返り、見つめ直す風習が古くからあったといわれています。

ぼたもちを食べる

春分の日 ぼたもち

ぼたもちは「牡丹餅」と書き、春の花である牡丹がその名の由来です。

一般的に丸型の餅に”こしあん”だそうです。

ぼたもちの材料である小豆の赤色は、古来より魔除けの力があり、おもちは五穀豊穣を意味するといわれてきました。

昔は砂糖を使った甘いものが貴重であり、ぼたもちもそのひとつ。

春のお彼岸には、ご先祖様への供養とともにお供えしていました。

この風習が、春分の日にぼたもちを食べる習慣に繋がったといわれています。

 

その他にもお赤飯や鯛(たい)、彼岸そば・うどんなども春分の日によく食べられることが知られています。

 

春分を迎えると、「暑さ寒さも彼岸まで」というように過ごしやすい穏やかな日が続きます。

お彼岸やお花見など、まさに、自然をたたえ生命をいつくしむのにぴったりの季節です。

 

また、年度がわりにあたり、卒業、入学、異動、新生活なども重なるので、1日1日を大切に感謝しながら過ごしたいですね。

春彼岸の期間

毎年3月の春分の日をはさんで前後3日合計7日間

彼岸入り:3月18日
お中日:3月21日(春分の日)
彼岸明け:3月24日

お彼岸の準備

お彼岸に向けての神道用お供え物などのご準備は神棚の里公式サイトにてご覧いただけます。

https://kamidananosato.jp/?mode=cate&cbid=2450119&csid=0

 

フリーダイヤル 0120-45-4138 Fax 054-275-0126

メール kamidana@shizuokamokko.com

 

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