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静岡木工ブログ
2026.7.30

秋分の日とは?神道の考え方とご先祖様を敬う暮らし|おすすめの祖霊舎

秋分の日は、「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」として定められた祝日です。
お彼岸の中日でもあるこの日は、ご先祖様に思いを寄せる大切な節目のひとつとされています。

一方で、
「秋分の日って何をする日なの?」
「神道ではどのように考えられているの?」
と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

神道においてご先祖様は、遠い存在ではなく日々の暮らしを見守ってくださる大切な存在です。
そのため、特別な日だけでなく日常の中で感謝を伝えることが大切にされています。

こちらのページでは、秋分の日の意味やお彼岸との関係、神道におけるご先祖様の考え方を分かりやすく解説します。
また、ご家庭でできるご先祖様のお祀りの方法や、初めての方におすすめの祖霊舎もご紹介します。

 

秋分の日とは?どんな意味がある日?

秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日であり、季節の節目を表す日です。日本では祝日として「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」と定められています。

2026年(令和8年)の秋分の日は、9月23日(水)です。

古来日本では、自然の移り変わりに合わせて暮らしを整える文化が大切にされてきました。秋分の時期は、実りの季節を迎える節目でもあり、自然の恵みに感謝する意味合いも込められています。こうした自然への感謝の心は、神道の考え方とも深く結びついています。

ご先祖様への感謝とあわせて、今ある暮らしそのものに目を向ける機会としても、大切にされてきた日といえるでしょう。

 

秋分の日とお彼岸の関係

秋分の日は、「秋のお彼岸」の中日にあたります。
お彼岸とは、春分の日・秋分の日を中心とした前後3日間を含む7日間の期間を指します。

この時期は、昼と夜の長さが同じになることから「あの世(彼岸)」と「この世(此岸)」が最も近づくと考えられてきました。今でもご先祖様に思いを馳せ、お墓参りや供養を行う習慣が根付いています。

もともとは仏教の考え方に由来しますが、日本では神道の価値観とも重なり「ご先祖様を敬う期間」として広まっています。

 

神道におけるご先祖様への考え方

神道では、ご先祖様は亡くなった後もご家族を見守る存在であり「祖先の神」として大切にされています。遠い昔の離れた存在ではなく、今の暮らしの中に寄り添い、日々の平穏や幸せを支えてくださる存在と言われます。

そのため神道では、ご先祖様への感謝の気持ちを、特別な日だけでなく日々の暮らしの中で伝えることを大切に考えられています。
神棚や祖霊舎に手を合わせる習慣は、そうした思いを形にしたものと言えるでしょう。

 

秋分の日の過ごし方

秋分の日には、ご家庭でも手軽にできる様々な過ごし方があります。

例えば、

・祖霊舎や神棚の前で手を合わせ、ご先祖様への感謝を伝える
・季節の果物やご先祖様が好きだったものをお供えする
・お墓参りに出かける
遠方でお墓にお参りすることが難しい場合は、ご自宅で静かに手を合わせるだけでも十分に気持ちは伝わるとされています。

また、お彼岸の時期には「おはぎ」をお供えする風習も広く知られています。おはぎに使われる小豆の赤い色には、古くから邪気を払う意味があるとされ、ご先祖様への供養として供えられてきました。

さらに秋に食べる「おはぎ」は、収穫されたばかりの小豆を使うことから自然の恵みへの感謝を表すものともいわれています。
ご先祖様への感謝とともに、季節の食文化を取り入れることで、より丁寧に秋分の日を過ごすことができるでしょう。

 

祖霊舎とは?

神道では、お家の中でご先祖様をお祀りするために「祖霊舎(それいしゃ)」や「神徒壇(しんとだん)」と呼ばれるお社を使用します。
仏教の「お仏壇」にあたる存在で、家庭の中でご先祖様を身近に感じるための大切な空間です。

神棚が神様をお祀りする場所であるのに対し、祖霊舎はご先祖様をお祀りする場所として、それぞれ役割が異なります。

現代では、住宅事情に合わせたコンパクトでシンプルな祖霊舎も多く、リビングや洋室にも自然に取り入れることができます

 

祖霊舎の祀り方

祀る方角は、祖霊舎(神徒壇)の正面が「南向きまたは東向き」に設けることが理想です。トイレと背中合わせの場所や人が出入りするドアの上などは避けたほうが丁寧です。また、神棚と祖霊舎は同じ部屋に設置しても大丈夫ですが、向かい合わせにすることは好ましくありません。(拝礼するときにどちらかにお尻を向けてしまうため)
※家の造りによっては難しい場合もございます、その時はこだわる必要はありません。

祖霊舎は一般的に神棚よりも低い位置がよいといわれています。神棚の下に設ける場合は、祖霊舎が上半身位の高さになるようにしましょう。神棚の隣に設ける場合は、祖霊舎がやや低い位置になるようにして、神棚向かって左側に配置しましょう。

これらの配置や方角には、「日々の暮らしの中で無理なく手を合わせられること」や「ご先祖様を敬う気持ちを大切にすること」といった意味が込められています。すべてを厳密に守ることよりも、ご家庭の環境に合わせて無理のない形で整えることが大切です。
ご家族が自然と手を合わせられる場所であることを第一に考えましょう。

 

はじめての方におすすめの祖霊舎

「祖霊舎を取り入れたいけれど、どれを選べばよいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

近年では、現代の住まいに合わせたコンパクトでデザイン性の高い祖霊舎や、必要な神具が揃ったセット商品も多く展開されています。

初めての方には、設置しやすく、お祀りに必要な神具が一式揃ったセットタイプがおすすめです。
無理なく取り入れられる形から始めることで、日々のお祀りも自然と続けやすくなります。

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秋分の日をきっかけに、家族のつながりを見つめましょう

秋分の日は、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えるとともに、今のご家族のつながりを見つめ直す大切な機会です。

ご先祖様から受け継がれてきた命のつながりの先に、今の暮らしがあります。そのことに思いを馳せることで、日々の何気ない時間もより大切に感じられるようになるでしょう。祖霊舎や神棚に手を合わせる時間は、ご先祖様と向き合うだけでなくご家族の心をつなぐひとときにもなります。

すべてを形式通りに行う必要はありません。大切なのは、ご先祖様を思い感謝の気持ちを持つことです。無理のない形で取り入れていくことで、その想いは自然と暮らしの中に根付いていきます。

秋分の日をきっかけに、感謝の気持ちを暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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