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神棚の祀り方(飾り方)

神棚のまつり方(飾り方)

初めて神棚を祀る方にもわかるように、神棚の基本をご説明いたします。

 

神棚の祀り方(まつりかた)のことを、神棚の飾り方とも言われますが、
正式には神棚の祀り方になります。
こちらのページでは神棚の祀り方を説明いたします。

動画でもわかりやすく説明していますのでご覧ください。↓

 

神棚を祀る場所

神棚の位置・方角・配置について

神棚は家の中で家族が親しめる明るく綺麗な部屋に祀りましょう。
目線より高い位置になるような場所が理想的です。
その際、お供え物の取り換えがやりやすいように手の届きやすい位置がおすすめです。
神棚を祀る方角は、神社と同様に神棚の正面が「南向きまたは東向き」に設けると丁寧です。
また、和室やリビングなど家族が参拝しやすい場所に設置するとよいでしょう。

神棚設置で絶対にしてはいけないこと(タブー)はありませんが、神様を敬いお祀りします。
設置場所として、トイレと背中合わせの場所や人が出入りするドアの上などは避けた方がよいでしょう。
神棚と仏壇は同じ部屋に設置しても大丈夫ですが、向かい合わせに配置することは好ましくありません。
(拝礼するときにどちらかにお尻を向けてしまうため)
※家の造りによっては難しい場合もございます、その時はこだわる必要はありません。

ご家庭の神棚まつりは「できるカタチでおまつり」しましょう。
なによりも神様を大切に想う気持ちが一番大切です。
神棚の向き

 

神棚の上には雲をつけます。

神棚を祀る部屋の上に部屋などがあり、人が神棚の上を歩くようになる場合は、この上には何もないですよという意味合いの「雲」を神棚の上の天井に貼ります。
マンションやアパートのように上にお部屋がある場合に使用するとよいでしょう。
雲には、紙に書いたものや、木製のものなどがあります。

雲の販売ページはこちらになります。
雲

 

お神札(おふだ、お札)について

お神札(ふだ)は神社の授与品として頒布(はんぷ)されていて、お札(御札)とも書かれますが、正式にはお神札(御神札)と書きます。
神様の御霊(みたま)が宿された御壐(みしるし)ですので、大切に丁寧に扱いましょう。
お神札に巻いてある薄紙は上巻紙といい、お神札を各家庭の神棚へおまつりするまで清浄に保ち、汚れることのないように施されたものです。
神棚にまつる際には、取り外してからおまつりします。

お神札は一年に一度お取替えします。(守護期間は1年)神様の宿ったお神札は一年経ったのち、神社への感謝の気持ちを込めてお返しします。そして新しい一年を平穏無事に暮らせるよう、新しい御霊が宿ったお神札を受け、新たにおまつりします。
神棚も新年に合わせて新調されるとよいでしょう。
お札について

 

ご祈祷札について

神社でいただくお神札には様々な種類があります。

その中でも厄祓いや合格祈願といった個人の祈願(お願い事)を神主さんにお伝えいただくご祈祷でいただくお神札「ご祈祷札」があります。「御祈祷札」「御祈願札」などと呼ばれることもあります。

神社によって形や素材は異なり、納めたお金(玉串料)によっても変わります。

 

このような、ご祈願でいただくお神札は一般的な宮形の神棚には入らない場合が多いです。

その場合は、お神札立てなどを用いて神棚の横に並べてお祀りしましょう。

 

お神札立ての販売ページはこちらになります。

 

ご祈祷札を神社へお返しする時期は、祈願内容によって異なります。

厄年や八方塞がりのお祓いの場合は年回りが変わった時にお返しするのがよいでしょう。

また、安産祈願や合格祈願など予定日や日程が決まっているものは、その願いが成就したお礼参りや、その事柄を終えた後の参拝にお焚き上げとしてご祈祷札をお返しします。

お宮参りや結婚式でお神札をいただいた場合は、その時にしかいただけない特別なお神札ですので大切にお祀りしておきましょう。(お宮参りの場合は、次回の人生儀礼にあたる七五三詣ででお返ししてもよいでしょう。)

 

お神札の設置について

神棚の造りによってお神札の祀り方が変わります。
一社造りは、手前から神宮大麻(じんぐうたいま)、氏神様(うじがみさま)のお神札、崇敬神社(すうけいじんじゃ)のお神札という順に重ねてお祀りします。
三社造りは、中央の扉に神宮大麻、向かって右側に氏神様、左に崇敬神社をお祀りします。

三重県伊勢市に鎮座する伊勢の神宮は「天照大御神様」をおまつりしています。天照大御神様は日本人の総氏神様であり、神宮のお神札を「神宮大麻」といいます。
氏神様は土地やそこに住む人々をお守りくださる神様。古くは氏性が同じ一族に縁の深い神様を氏神様と呼び、氏神様をまつる神社のお神札を「氏神大麻」といいます。

日本全体をお守りくださる神様(天照大御神様)と、今住んでいるところをお守りくださる神様(氏神様)の両方をお祀りしましょう。

崇敬神社のお神札は何枚あっても大丈夫です。神棚の左扉に重ねてお祀りするか、神棚の横に立てかけても良いでしょう。

神棚の扉は開けておくか閉めておくか決まりはありませんが、普段はすこしお神札が見える程度開き、お正月やお祭りの際などは大きく開け、海の幸山の幸などを神棚にお供えするのもいいでしょう。

神棚の種類について詳しいページはこちらになります。
お札の納め方

 

神棚の扉は開ける?閉める?

神棚の扉を開けた方がいいのか、閉めた方がいいのか悩む方も多いです。
特に厳格な決まりはありませんが、一般的には神社にならって閉じておく場合が多いです。
神道において、神さまは尊く畏れ多い存在のため、軽々しく人目に触れることのないように扉は閉じていることが多いです。

地域や家庭によっては開けておくこともありますが失礼にはなりませんのでご安心ください。

 

神具(しんぐ)の設置について

神棚には、水玉(1個)、皿(2枚)、榊立て(1対)、瓶子(1対)、神鏡(1個)を揃えるのが一般的です。

丁寧にお供えするために八足台や三宝に神具を乗せてお供えします。

そのほかに真榊(まさかき)やかがり火、灯篭(とうろう)などを設置するとより丁寧なおまつりができます。

より詳しい神具の説明はこちらになります。
神棚の設置例

神棚、神具の配置をわかりやすくご案内するお祀りマット

神棚をお祀りする際に、“神具の置き方や置く場所が分からない”、また、“神棚の下に敷くものが欲しい”といったお客様からのお声から生まれたお祀りマット。
配置の目印となるイラストに沿って、“分かりやすく丁寧にお祀りする”ことができます。

神社でお受けしたお神札を簡単にお祀りできる簡易神棚、その簡易神棚をより丁寧に設置するアシストが出来るように考えられております。

緋(あけ)・紺(こん)・江戸紫(えどむらさき)・白鼠(しろねずみ)・天の川(あまのがわ)・曼殊沙華(まんじゅしゃげ)・利休(りきゅう)の7色が展開中です。

お祀りマットのご紹介はこちらになります。

神棚のお供え物

 

神棚のお供え物について

榊立て・・榊を入れます。
瓶子・・お神酒を入れます。
水玉・・お水を入れます。
・・向かって左にお米、右にお塩を入れます。

神棚にお供えするお米・お神酒(みき)、お塩、お水は毎日新しいものに取り換えすると丁寧ですが、無理のない範囲で行いましょう。
神社の月次祭(つきなみさい)というお祭りに合わせて、毎月1日・15日に取り換える方が多いです。
また、榊は枯れる前に新しいものと取り換えましょう。
お正月や新嘗祭(にいなめさい)などの特別な時には、お酒や初物(海、山の幸)なども供えましょう。
※水玉、瓶子をお供えするときは、ふたを取っておきます
神棚のお供え物について

 

神棚にお参りするときの作法

神棚はご家庭に神社があるのと同じです。神棚に拝するときの作法も神社での参拝と同じく、「二拝二拍手一拝」が基本です。
「二礼二拍手一礼」ともいわれます。

  1. 神棚に拝する前に手や口を清め、姿勢を正します。
  2. 神棚に深いお辞儀を2回行います。
  3. 柏手を2回打ちます。
  4. 神様に感謝したあと、深いお辞儀を1回します。
神棚の作法
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