七夕に降る雨
古くから親しまれてきた日本の風習「七夕」
桃の節句や端午の節句と同じ五節句のひとつでもある七夕は、
古い日本の文化と、大陸から伝わった中国の文化が溶け合って生まれたものだと言われています。
七月七日はちょうど梅雨真っ只中。
雨が降ると織姫と彦星は天の川を渡れず、会うことが出来ないという話は有名ですよね。
七月七日に雨が降り、今年も二人は会えないのかと気を落とした経験がある方も多いのではないでしょうか。
織姫と彦星にまつわる詳しいおはなしは、こちらからご覧いただけます。
https://shizuokamokko.com/column/2124.html/
しかし、雨が降るのも悪いことばかりではないかもしれません。
一説によれば、七夕に降る雨は催涙雨(さいるいう)と呼ばれ、
織姫と彦星が一年ぶりに会えた喜びで流した嬉し涙という説があります。
また、七夕は水の儀礼の性格を持っています。
地域によっては大切な農耕儀礼として扱っていたとも言われており、
笹に結んだ短冊が雨に流されると、縁起が良いとされているそうです。
富士山の山開き
今年も残り半年。七月に入り、暑さを覚える季節となってまいりました。
夏バテや蒸し暑さで、憂鬱な気分になってしまう方も少なくはないかもしれません。
しかし、四季のある日本だからこそ、夏にしか出来ない行事もあります。
その一つが、富士登山です。
富士山といえば、言わずと知れた日本最高峰の山。
その標高は3776メートルにものぼり、観光客にも人気のスポットとして知られています。
冬は登山が厳しいことから、富士山の登山シーズンは夏とされており、
今年は七月一日から登ることが出来るそうです。
そんな富士山と言えば、非常に縁起の良い山としても有名。
富士という名前が「不死」や「無事」という言葉に通じることから、健康長寿や家内安全を願う縁起物とされています。
また、神道において、山には神さまが宿っているとも言われています。
特に標高の高い山は霊峰(れいほう)として称えられており、富士山はその最たる例として、日本の山岳信仰を代表する山としても知られています。
そして、その富士山に宿る神さまこそが、かの有名なコノハナノサクヤ姫です。
コノハナノサクヤ姫は桜のように絶世の美しさを持つ神さまとして知られており、
水徳の神として崇められているそうです。
コノハナノサクヤ姫についてはこちらをご覧ください。
https://shizuokamokko.com/column/2728.html/
今年は富士山に登り、コノハナサクヤ姫のご利益を受けてみてはいかがでしょうか。
今年の願いは神棚の里で
書いた短冊は店頭にて笹の葉につるしていただけます。
ご来店の際には是非、短冊に願いを込めてみてはいかがでしょうか。
店舗情報に関してはこちらからご覧いただけます。
https://shizuokamokko.com/shop/
皆様のご来店を心よりお待ちしております。