かみさまの線 SANSHA AN フルセット43,450円
静岡の木工職人による、安心の国産品質です。これにより末永くお使いいただける神棚ができています。
壁への取り付けは一般的な住居に使われている「石膏ボード」に対応。取付穴が目立ちにくく、気負わずに掛けられます。
壁への取り付け金具を一式商品に同梱してお送りいたします。
インテリアのように合わせやすいオブジェのような直線のシンプルなデザインの神具もセットになっております。
大晦日に行われている日本の伝統行事「初詣」
「年越しの大祓」で一年の罪穢れを祓い清め、翌日の元日は新しい年の始まりとして、その年の平穏を願い神社・仏閣に詣でる
皆さんも良くご存知かと思います。
その始まりから6ヶ月、同じく罪穢れを祓い清める「夏越の大祓」を経て、過ぎし半年の無事を感謝し来る半年の更なる平穏を願うべく、年の半分の節目として、七月一日以降にも神社・仏閣に詣でます。
この新たな風習を「夏詣」と称します。
日本の伝統行事。
日本には四季折々の美しい習慣があります。
その中で生まれた季節の風趣や楽しみごとが現代まで継承されたのが、年中行事です。
今回は夏の「楽しみごと」についてのお話です。
誰もが幼い頃から慣れ親しんだ地元のお祭り、
本来、日本のお祭りは「神様に感謝する」こと。
「祭(まつり)。」という言葉の語源も「祀る(まつる)。」からきています。
神を慰め、祈願すること、またはその儀式を指し、土着の神様、神道または仏教に由来します。
このことから広く社会に奉仕することが、広い意味での「まつり」であることがわかります。
神様に神饌を捧げることでご接待を行い、神様に喜んでいただき、祝詞を奏上することで神様のご神徳をいただいて、
皇帝を始め天下、地域の安寧と発展、さらには願い事をする氏子崇敬者の繁栄を祈るものです。
夏と言えば花火、美しい花火を見ているだけで夏の暑さを忘れてしまいます。
日本では、清浄な火のことを古来より「忌(いみ)火(び)」として大切に扱ってきました。
清らかな火は命を育み、物を生み出し、人々の心を温かく包み込みます。
一方、荒ぶる火は一瞬にして全てを焼き払ってしまうこともあります。
私たちの祖先は、このような人智(じんち)の及ばない様々な力の中に神様を感じとり、
「感謝」と「敬意」を込めて「丁寧」にお祭りをしてきました。
神様を身近に感じて暮らす生き方は、日本の麗しい伝統です。
今回、夏の風習や催し事として、お祭り・花火についてお話いたしました。
神社へお祭りを見に、またお祭りに参加した際には、せっかくの機会ですので、一度お神札を受けてみてはいかがでしょうか。
ご自宅近くの神社の場合は、その土地やそこに住む人たちをお守りくださる神様が祀られています。その際にお受けするお神札を「氏神大麻(うじがみたいま)」といいます。
神棚には、「氏神大麻」と合わせて「神宮大麻(じんぐうたいま)」の両方をお祀りしましょう。
「神宮大麻」は、日本の総氏神『天照大御神様(あまてらすおおみかみさま)』をお祀りしている三重県伊勢市に鎮座する神宮(通称:伊勢神宮)のお神札です。
お神札は、神社から授かるもの、そして神様が宿るものですので、神棚やお神札立てなどに納め、丁寧に取り扱いお祀りしましょう。
お神札に関しては、公式YouTube「神棚の里 チャンネル」でも詳しく解説しております。
https://www.youtube.com/watch?v=kXFau5htm9U&t=6s
これからも様々な四季を通し我が国の大切な伝統を守り、
現代へも伝えていきたい、私たちはそう願っています。