神棚の里コラム
2024.2.14

春の訪れ ~天神様と梅の花~

梅の花

暦の上では春ですが、寒さが一段と厳しくなって参りました。

そんな寒さの中、春の訪れを感じさせる梅の花が全国で見頃を迎えております。

梅は学業の神様・菅原道真公が愛した花であることから、

各地の天満宮では「梅まつり」が開催されています。

今回は天神様と梅の花についてご紹介します。

天神様とは?

天神様とは菅原道真(すがわらのみちざね)公、また道真公をご祭神としてお祀りしている神社(天満宮、天神社など)のことを言います。

平安時代初期、右大臣にまで上り詰めた道真公は、その才能を恐れた左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)などにより無実の罪に問われ京都から太宰府に左遷されてしまいます。

道真公は身の潔白を訴えながら、2年後に亡くなります。

すると都では災害異変が続発し、道真公を陥れた人物が次々と亡くなり、宮中に雷が落ちる事態まで発生します。

人々はこれを道真公の怒りが招いたものと考え、怒りを鎮めて秩序を回復しようとしたことが天神信仰のはじまりといわれています。

天神様が愛した花

道真公は生涯を通じて梅をこよなく愛したといわれています。

5歳で初めて詠んだ詩にも梅が登場しています。

また、京都から太宰府に左遷された際にも自邸の梅の木に別れを告げたところ、

道真公を慕った梅の木が一夜にして太宰府まで飛んできたと伝えられています。(太宰府天満宮の御神木・飛梅)

 

全国の天満宮では梅をモチーフとした社紋を使用しており、その多くは太鼓のばちと梅の花を組み合わせた「梅鉢紋(うめばちもん)」です。

学業・合格のご神徳(ごしんとく)の理由

ご神徳とは「ご利益」の意味です。
道真公は学問の名家に生まれました。
とても頭脳明晰だったことから右大臣にまで上り詰めたそうです。
そのことから、学問の神様、受験の神様として信仰されています。
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