神棚の里コラム
2023.11.1

「七五三」-感謝と祈り-

七五三

子供の成長を祝う行事として古くから執り行われている七五三。

男の子は5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いするのが一般的です。

七五三のお祝いで、晴れ着姿のお子さまと神社にお参りに行くというご家庭も多いでしょう。

七五三の起源となった3つの儀式

七五三のはじまりは平安時代とされています。医療の発達していない当時は「7歳までは神の子」という言葉があったほど、子どもの生存率が低かったのです。

そのため、3歳〜7歳の子どもの成長の節目に健康を願い、お祝いが行われるようになりました。

ここで七五三の起源となった年齢ごとの記念行事について説明します。

 

3歳 髪置きの儀(かみおきのぎ)

かつては男女ともに生まれて7日目に産毛を剃り、髪を伸ばし始めるのは3歳からでした。頭を清潔に保つことで病気の予防になり、のちに健康な髪が生えてくると信じられていたためです。

3歳を迎えるころに「髪の毛が白くなるまで長生きできるように」と願いを込めて、頭に糸で作った白髪を乗せてお祝いします。

 

5歳 袴着の儀(はかまぎのぎ)

平安時代の正装である袴を初めて着せる儀式です。当初は男女ともに行っていましたが、江戸時代に男の子のみに変わりました。

天下取りの意味を持つ碁盤の上に立って吉方に向き、縁起がいいとされる左足から袴を履きます。その後冠をかぶって四方の神を拝み、将来の成功を祈ります。

 

7歳 帯解きの義(おびときのぎ)

女の子がこれまで使っていた胴の部分に紐を縫い付けて結ぶ着物から、大人と同じ丸帯本仕立ての着物を着用し、大人への仲間入りを祝う儀式です。

もともとは男女ともに九歳のときに行われていましたが、江戸時代からは男の子は5歳のときに袴着を、女の子は7歳のときに帯解きを行うという形が定着していきました。

千歳飴に込められた思い

千歳飴

七五三に欠かせないものといえば千歳飴。

「千歳」という言葉は、長寿やおめでたいことをイメージさせるとても縁起の良い言葉です。

千歳飴の大きな特徴は細長い形状にあり、長さは最長1mまで、太さも15mm以内と決められています。

伸ばすとどこまでも伸びるあめの特性から、「長く生きてほしい」「粘り強く健やかに成長してほしい」という願いにふさわしいとされています。

 

只今神棚の里コレド室町店では、5色から選べる千歳飴を数量限定で販売しております。

1本1本のし袋に包まれた見た目も美しい飴は、お祝い返しやギフトにも最適です。

ぜひこの機会にいかがでしょうか。

千歳飴

神棚の里 コレド室町店

〒103-0022東京都中央区日本橋室町1丁目5-5 コレド室町3  2階

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