結婚 神棚

神前式(結婚式)から始める、神棚。

新年度がはじまる4月。周りの環境がガラリと変化する方も多いのではないでしょうか?
日に日に暖かくなる春は、結婚式が多く行われる人気の季節なんです!

「結婚式」の種類

みなさんは「結婚式」にはいくつか種類があることをご存知でしょうか?
イエス・キリストに愛を誓う「キリスト教式」。
列席者が結婚の証人となり愛を誓う「人前式」。
そして神道の神々に夫婦になることを誓う「神前式」。
今回は日本ならではの神前式についてご紹介します!

神棚と神前式 鳥居

「神前式」とは?

「神前式(しんぜんしき)」は神社や神殿で行われる日本ならではの挙式スタイルです。
明治33年に大正天皇の御婚儀がはじまりといわれています。
日本の結婚式の起源は室町時代までさかのぼります。当時の結婚式は3日程かけて行われたと言われています。

神前結婚 

「神前式」ではどんなことをするの?

一、 参進の儀(さんしんのぎ)
手水(てみず・ちょうず)でお清め後、神職・巫女の先導で新郎新婦、両家の親族が本殿へと向かいます。

二、 修祓(しゅばつ)
神職が祓詞(はらえことば)を奏上後、大麻(おおぬさ)で祓い清めます。

三、 祝詞奏上(のりとそうじょう)
祝詞(のりと)とは神職が神さまに申し上げる言葉のこと。
新郎新婦の結婚を報告し、ご加護を願います。

四、 三献の儀(さんこんのぎ)
新郎新婦が3つの盃で御神酒を飲み交わし、夫婦の契りを結びます。
「三々九度」ともいわれています。

五、 指輪交換の儀
新郎新婦が指輪をおくり合います。
もともと神前式にはない儀式でしたが、現在では多くの挙式で行われています。

六、 誓詞奏上(せいしそうじょう)
ご神前で、新郎新婦が夫婦になることを誓う言葉(誓詞)を読み上げます。

七、 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
「玉串」とは榊の枝に紙垂(しで)がつけられたもので、自らの気持ちを込めてご神前にお供えするものです。
お供えしたら、「二拝二拍手一拝」の作法で神前に拝礼します。

八、親族固めの盃(しんぞくかためのさかずき)
親族で御神酒の飲む儀式です。
両家が親族の契りを結びます。

※式次第は一例です。神社によって異なります。

結婚式 神棚

「神前式」で頂く御神札の意味は?

八百万の神々に、夫婦として健全な家庭を営む誓いを立てる「神前式」。
最近では神社以外に、結婚式場やホテルの神殿で行う新郎新婦も多いです。
神前式をあげると誓約(うけい)の証として御神札をいただきます。
神前式で初めて御神札に触れる方も多いのではないでしょうか。
御神札は神さまのお力を宿した尊いもの。
神前で夫婦になることを誓った時の正直な心を忘れず、日々感謝し祈りましょう。
ライフスタイルに合わせて、“自分たちのできるかたち”でお祀りすることが大切です。
御神札と一緒に神棚も頂いた場合には、神棚の中に御神札をお納めします。
(1年後には、新しい御神札に取り換えることが理想的です。)
また、神棚をお持ちでない方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、とりあえずは壁に立てかけていただいても問題はありませんが、神棚を購入した上でお祀りすることが好ましいです。
神棚の里では従来型の神棚に加え、簡易的な神棚もご用意しております。

お札立て
お札立て ご朱印帳立て

弊社では結婚式等の慶事にも使用できる神棚も製作検討中です。
人生の節目には神社へ赴き、日々の感謝を神さまにお伝えしましょう。

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