神棚の里コラム
2024.9.26

神棚の起源 ~神棚の意味って何?~

神棚

お家やお店など、様々な場所に設けられる神棚。

皆さんは神棚の起源を知っていますか?

今回は神棚の起源、意味、発祥などについてご紹介します。

 

神棚って何のためにあるの?

家庭でお祀りされるおしゃれなモダン神棚

神棚とは、日本古来の文化で家庭の中で神様をお祀りするための場所のことです。

神様の力を宿したお神札(ふだ)をお祀りして、日々の安寧や家庭の平穏を祈ります。神棚に祀るお神札は神社で頂くことができます。

 

神棚の祀り方についてはこちらのページで詳しく解説しています。

 

神棚の起源や発祥は?

史跡や考古学的な発掘調査において、神棚の発見がありません。また、神棚の明確な考案者はいないとされています。

その中でも歴史上の文献や書物に、神棚の起源となっていることが読み取れるものもいくつかあります。

今回はその起源を3つご紹介します。

 

 

① 御倉板挙之神 -みくらたなのかみ-

古事記の中に、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が高天原(神々が暮らす場所)の統治者として天照大御神(あまてらすおおみかみ)を任命した話が記されています。その際に与えた玉の首飾りを御倉の棚の上に安置したその場所を「御倉板挙之神(みくらたなのかみ)」と呼びます。

大切なものを置くということが、現代の神棚の精神に繋がっていると考えられています。
山と雲海の写真

 

② 竈神 -かまどがみ-

兄神である秋山之下氷壮夫(あきやまのしたひをとこ)が弟神である春山之霞壮夫(はるやまのかすみをとこ)との約束を果たさなかったことから、弟が呪詛を竈の上で行なったところ、大いに力を発揮したという話が古事記に記されています。

神霊的な力を発揮することや、目に見えない力があることから、神棚の精神に繋がると考えられています。
薪が燃えている写真

 

③ 宅神祭 -たくじんさい-

平安時代に作られた令義解(りょうのぎげ)という律令の内容を補足したり、細かい決まりを定めるための法令にも神棚の起源を読み取ることができます。
当時、庶民の間であっても4月と11月に個々の家の守り神のような神さまたちをおまつりする宅神祭が行われていたそうです。

お家の中で神さまを祀るということは、現代の神棚まつりの文化と通ずる点があります。

 

おすすめの神棚セットの紹介

はじめて神棚をおまつりする時に、何から揃えればいいのか悩んでしまうこともありますよね。

神棚の里では、初心者にも安心な神棚と神具のセットも販売しています。

購入してすぐにおまつりを始めることができます。

定番の宮形神棚 『屋根違い三社つむぎ神棚セット』 

当店で人気のある神棚と神具がセットになっています。
屋根違い三社つむぎの大きな特徴は神棚の裏屋根がフタの様な形状となっており、大きな御神札の出し入れが簡単に行えます。(実用新案登録済み)
高さの低い低床タイプの神棚ですので現在の住宅事情に合った神棚です。

屋根違い三社つむぎ神棚セットの販売ページはこちらです
おすすめ神棚つむぎセット

おしゃれなモダン神棚 『Kaede神棚セット』

簡単に取付ができる洋風モダン神棚板です。
通常の神棚板は壁への釣りつけの際にはドライバーや石膏ボード用のビスなどを用意するのが大変・・・。取付には時間もかかるし、組み立ても面倒。

この神棚板は取付専用の台紙、石膏ボードピンを使用することにより、簡単に安全に短時間で取り付け可能です。
お供え物に使えるぴったりサイズの「神具セット」も付いているのでおすすめです。

Kaede神棚セットの販売ページはこちらです
おすすめ神棚kaedeセット
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