① 御倉板挙之神 -みくらたなのかみ-
古事記の中に、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が高天原(神々が暮らす場所)の統治者として天照大御神(あまてらすおおみかみ)を任命した話が記されています。その際に与えた玉の首飾りを御倉の棚の上に安置したその場所を「御倉板挙之神(みくらたなのかみ)」と呼びます。大切なものを置くということが、現代の神棚の精神に繋がっていると考えられています。
お家やお店など、様々な場所に設けられる神棚。
皆さんは神棚の起源を知っていますか?
今回は神棚の起源、意味、発祥などについてご紹介します。
神棚とは、日本古来の文化で家庭の中で神様をお祀りするための場所のことです。
神様の力を宿したお神札(ふだ)をお祀りして、日々の安寧や家庭の平穏を祈ります。神棚に祀るお神札は神社で頂くことができます。
神棚の祀り方についてはこちらのページで詳しく解説しています。
史跡や考古学的な発掘調査において、神棚の発見がありません。また、神棚の明確な考案者はいないとされています。
その中でも歴史上の文献や書物に、神棚の起源となっていることが読み取れるものもいくつかあります。
今回はその起源を3つご紹介します。
はじめて神棚をおまつりする時に、何から揃えればいいのか悩んでしまうこともありますよね。
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